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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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祭りのあと

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自分がステージに乗るわけでもないのに

前の晩は3時まで眠れず。

こんな昂ぶりの記憶は現役時代にもなく

通しリハが終わったところで

祝い花まで届いてしまったから

緊張はさらに増してうろうろ歩き回っていたようで

「座長はもう少し落ち着こうよ」なんて言われ

開場して満員のお客サマに挨拶してる時も

ふわふわと地に足がつかない。

もう何もできない、あとは祈るのみ 。

 

劇団「TAKICHI」旗揚げ公演

「五十年目のダンデライオン」

 

 

 

長いような短いような1時間。

もちろん会場に足を運んでくれた方々に

一番感謝しなくてはいけないのだけれど

劇団の素人の役者たちが

豊かなそれぞれのキャリアをかなぐり捨てて

必死に真摯に懸命に演じているサマは

私にとっては感動的だった。

 

 

 

考えてみれば学芸会みたいなこんな遊びを

そこまで本気でやってくれる友人たちがいることが

何と幸せかと、

普段は少し斜めから物事を見るクセのある私も

エンドロールが流れた時は

舞台袖でちょっとウルウルしそうになったりして。

 

 

アメリカでは昨日グラミー賞の発表があり

ブルーノ・マーズがいっぱい取った。

 

https://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2018-01/29/grammy

 

一方、昨日の青山の舞台で若い女性客ABが

アルツになったおじいちゃんの話をしているシーン、

カフェ「スリジエ」に流れていたBGMが

ブルーノ・マーズの「24Kマジック」だって

気づいたお客さんはそんなにいなかっただろうと思う。

(今年のグラミーはこれじゃないか?)と

一週間前に急きょ差し替えた曲だった ←プチ自慢ね

 

それ以外にも「焼きまんじゅう」

「ワンハンドレッド・クラブ」「ハニカムズ」など、

台本にさりげなく小ネタを紛れ込ませていたのも、

演出の藤岡さんに言わせれば「脚本家の自己満足」なんだろうが、

それも特権の一つだわい。

 

そんなわけで今年のグラミー賞に輝いた

ブルーノ・マーズ「24Kマジック」

 

https://www.youtube.com/watch?v=UqyT8IEBkvY

 

打ち上げの二日酔いのせいもあってか今日は脱力状態。

達成感というより虚無に近い。

音楽も本当はブルーノ・マーズというより

岡本おさみ詞の吉田拓郎「祭りのあと」の方が合うかもしれない。


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