世の中には肉食系と草食系とがあるらしい。
私はどちらでもなく魚食系なのだが
たま~に肉を食べたくて仕方なくなることがあり
そういう時はきっと体が欲しているんだろうと
焼肉屋に行く。
昨日いきなりその(肉食いて~)の衝動がきたから
1年ぶりの韓国焼肉店で(これ以上無理)というほど食べてきた。
高齢者こそ肉を、というキャンペーンは
老人の低栄養予防のために厚生労働省が旗を振っている。
その説明によると肉には良質のタンパク質、
エネルギー源となるカルニチン、
睡眠ホルモンの元になるトリプトファンなどが含まれ
長寿と健康には欠かせない、というのだが
最近じゃ<肉食シニア>なんて言葉もあるほどで
そこまでいくと魚派はちょっと引くかも。
私も今年で低栄養を気にしなきゃいけない古稀になる。
70才ってスゲーと自分でも思う。
でも正月のテレビに90才(=卒寿)の歌手が出ていて
そのあまりの現役さ加減に思わず近づいて見てしまった。
菅原都々子、昭和2年(1927年)生まれ。
アメリカがまだ禁酒法の時代。
日本では日本ビクター蓄音機株式会社が創立された年、
キングレコードもテイチクもまだできていない。
昭和26年(1951年)の第一回紅白歌合戦に出場した歌手のうち
現在ただ一人の存命歌手だという。
この人生の大先輩が見事な歌唱で
大ヒット「月がとっても青いから」(1955年)を歌っていた。
菅原都々子と同じ歳になった義母のトークが、
このところ一気にループし始めてるのに比べたら大したもんだ。
肉食なのかもしれない。
そして菅原都々子の10年下に、80才(=傘寿)の加山雄三がいる。
この人も化け物だ。
そしてこの人こそ間違いなく肉食シニアと思う。
今日は昨夜の肉の影響か元気なので加山雄三だ。
1966年の「加山雄三のすべて~ザ・ランチャーズとともに」と
全曲英語の「恋は紅いバラ~加山雄三アルバム」の両方に入っていた
「ブーメラン・ベイビー」加山雄三(1966年)
https://www.youtube.com/watch?
この年、岩原スキー場のリフトを降りた所に加山雄三がいて、
そこでもらったサインが私の人生で最初のスターのサインだった。
さて、古稀の魚食シニアの今日の新年会は寿司だな。