1960~70年代に洋ものロックが好きだった諸兄姉でも
(最近のは聴いてないからわからん)人が多いと思います。
そんな方たちに先日あるニュースで目にした
イギリスの「コールドプレイ」というバンドのお話をします。
コールドプレイって
21世紀になって最も成功したロック・バンドと言われています。
セールスも観客動員数もとんでもなくスーパーなバンドです。
こんな顔してます。そんな風に見えない?確かに・・。
一般的にアーティストの売れっ子ぶりは
「今までに何千万枚のアルバムを売った」とか
「何万人のコンサートをやった」なんて数字で
TVや新聞がよく紹介します。
が、そんなんじゃないんです。
先日のニュースというのはこのコールドプレイが
「スポティファイ」
(例の定額制で音楽聴き放題サービスの大手ね)で
総計50億回再生されたというものでした。
50億回です。5000000000回。
スポティファイだけでで50億回聴かれたと。
これがその記事。
読んでもらえれば私のコメントは不要でしょう。
詳細なバンド情報は検索でもして調べて下さい。
http://www.musicweek.com/news/
で、ですね
そんなコールドプレイとかいうバンドのことを書いた理由は
彼らの音楽はきっと70年代までの方にもわかるはずだからです。
やかましくない、オーディション上がりのアイドルじゃない、
しゃべくりみたいなのとか、ホッホッと叫んだりとかしない、
メロディあり歌詞ありバラードあり、ちゃんと歌も歌う。
ヒットチャート向きで声もいい。
いわば普通のロックバンドなんですよ。
百見は一聞にしかず(?)で、1曲聴いてみますか。
8年前の大ヒット・アルバムからタイトル曲
「美しき生命(Viva La Vida)」
https://www.youtube.com/watch?
もう1曲。日本公開するしないでもめてた
アンジェリーナ・ジョリーが監督の今年の映画
「不屈の男~アンブロークン」
そのエンドロールで流れてた「ミラクル」
https://www.youtube.com/watch?
どうですかね。
聞き慣れた感じの入りやすい音楽でしょう。
普通に「聴ける」んじゃないでしょうか。
そのコールドプレイが来日するそうです。
3回目の来日の今回は4月19日、東京ドーム。
プロモーターはもちろん「ライブ・ネイション」
今回はシンガポール、フィリピン、台湾、韓国、日本
を巡るツアー、もろにアジア戦略ですな。
ライブ・ネイションについて知らない諸兄姉はこちらを。
(よくわからん)でもいいです。
音楽の聴き方やライブのツアーの手法なんかが変わり
どんどん新しいアーティストや音楽が出てきても
中には意外と昔ながらの伝統をベースにした
年輩者も楽に聴ける音楽もありますってことで。
じゃあ私はどうなのかと言えばですが
個人の嗜好では刺激が少なくてそれほどでもないです。
もし50年前にストリーミングサービス(その定額制の)が
あったら、ビートルズなんて1兆回くらい行ってたんじゃないか
と思うわけです。元も子もない懐古派ですね。
だから渋谷陽一さんに何と言われようと
<クラシック・ロック>なんて言い続けているんですね。