毎年この時期になると
グラミー賞のノミネートが発表になる
http://www.grammy.com/nominees
賞は84部門もあるが重要なのは「最優秀レコード」
「最優秀アルバム」「最優秀楽曲」「最優秀新人」の4部門で
特に「最優秀レコード(レコード・オブザ・イヤー)」が
グランプリ扱いされる。
映画のアカデミーと違って音楽のグラミー賞は
日本では年々影が薄くなっているから
直近の今年2月のグランプリすら即答できる人はきっと少ない。
正解は「アップタウン・ファンク」
じゃあそのアーティストは?
「マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ」
(答を聞いても知らないとか言われそうだ)
今回ノミネートされたグランプリ候補はこの5つだ。
*「Hello」 アデル
*「Formation」 ビヨンセ
*「7 Years」 ルーカス・グラハム
*「Work」 リアーナ ft. ドレイク
*「Stressed Out」 トゥエンティ・ワン・パイロッツ
個人的に中に1つだけ興味深いアーティストと曲がある。
「最優秀レコード」の他に「最優秀楽曲」と
「最優秀ポップ・グループ」の3部門にノミネートされた
ルーカス・グラハム「7 Years」だ。
http://wmg.jp/artist/
デンマークのグループというのも珍しいが
人気が本国からヨーロッパ、アメリカに飛び火し、
グラミーのメインの賞にまでノミネートされたというのが痛快だし
資料によるとどうやらスポティファイを初めとする
音楽ストリーミング・サービスからのヒットらしい。
いいねえ、いいねえ。
何より曲「7 Years」がいいのよ。
さらに素晴らしいのは、この曲をより感動的にしようと
言葉の壁を破るべく日本のレコード会社が作った
日本版ビデオクリップの存在だ。
「セブン・イヤーズ~僕はまだ7歳だった~」ルーカス・グラハム
https://www.youtube.com/watch?
世界で4億4千万回以上視聴されているこっちのオフィシャルよ
https://www.youtube.com/watch?
こういう日本的なアプローチ或いは作為性が
イマドキどう受け止められるのか私には見当つかない
4月に日本デビューしてどのくらいアルバムが売れてるのか
どのくらいストリーミングで聴かれてきたかも知らない。
だけど、やるじゃん!
ワーナーの誰かは知らないけど担当のあなた。
あなたが手塩にかけたルーカス・グラハムがグラミー取って
あのビデオが日本でもっと流れてもっと売れるといいな
と、「日本洋楽」研究会も陰ながら応援してます。
ただ、One-hit Wonderの香りがちょっとするのが心配かな。
アデル、ビヨンセ、リアーナ、、?ノー・コメントっす。
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