家の窓から一日遅れで「スーパームーン」を見た。
理由は知らないが確かに月がでかく見える。
昭和23年以来68年ぶりということらしい。
私の生まれたのがその昭和23年。
と、そのように<昭和>で語られると面食らうことが増えた。
テレビの懐メロ番組はほとんど昭和**年と表記される。
例えば「昭和45年のヒット曲」と言われてもピンとこない、
1970年のヒット曲はと問われるならすぐ出るのに。
(昭和に25を足せば西暦になる)のでそうしている。
逆に中学、高校の卒業などが昭和何年だったかわからない。
私はビートルズと西郷輝彦がデビューした
1964年の中学卒業だ、と言っても伝わらないから
そういう時は25を引く。
それと、今年が平成何年だったかもよく迷うので
役所や銀行で元号記入しかない書類があると結構慌てる。
平成の場合は西暦に12を足して下2桁を書くという
面倒くさい作業をしなければならない。
平成何年か知らないのは私の怠慢だけれど
「昭和」はもう歴史にしてもいいんじゃないかと思う。
昭和、大正、明治、慶応というように。
もっと昔になると、、安政は大獄とか、ペリー来航は嘉永、
万延元年はフットボール、清水次郎長は文久か、
蛤御門の変も新撰組の池田屋事件も元治元年でしょ、
このあたりの順番になるともう正確には答えられない。
でもそれが歴史だ。
昭和23年以来のスーパームーンを見た。
そんな遠い昔にも同じ月が出ていたんだな。
晩秋の月の後で今日聴くのは収穫の季節にふさわしく
ニール・ヤング「ハーヴェスト・ムーン」にする。
ニール・ヤングは昭和47年に名作「ハーヴェスト」を発表
その20年後の平成4年に発表されたのが
続編とも言えるアルバム「ハーヴェスト・ムーン」だった。
その中のタイトル曲。