昨年に続き「八ヶ岳食工房」が
伊勢丹新宿店地下の「フードコレクション」に出店した。
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「八ヶ岳食工房」オーナーの加藤公貞さんは、
何度もここで紹介しているように
業界の私の友人の中では最も華麗な転身を遂げた人物だ
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元日本フォノグラムでのボン・ジョヴィ他の宣伝担当から
信州で生ハムの製造＆販売＆カフェを手がけ大成功した。
最近では農業にまで手を広げようとしている。
音楽業界離職者は、自嘲をこめて私もそうなんだけど
いつまでも業界の隅っこにしがみついて蠢いている例が多い。
それでも蠢いていられるのはまだ幸せな方で、
退職したら何をしたらいいかわからなくなって
仕事ロス症候群になっちゃった人も知っている。
アーティストが何十年もアーティストでいられるのは凄い才能だが
＜サラリーマンは才能ではない＞と
それまでのキャリアをあっさり捨てられた加藤さんもまた才能だ。
その加藤さんが最終日だけ顔出すと聞いてたので昨日行ったら
「加藤は色々あって今日はちょっと来れませんでした」と
永島修さんが迎えてくれた。
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永島さんは元ワーナーでラット、Mr Big、スキッドロウ他のディレクター。
その後、会社を移って今年退職した。
実は加藤さんのパートナーでもあって今回の出店は永島さんが仕切った。
最終日につきメインの生ハムやソーセージなどはとっくに売り切れていて
この日手にできたのは生ハム（ラックスハム）とベーコン（左）。
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ところで永島さんと加藤さん2人とも「パイレーツロック」
今週9月3日（土）は永島さんの「ブルースブラザース特集」、
10月15日（土）には加藤さんが「ハノイロックス特集」
生ハムとロック、この組み合わせはこの2人だからできたことだ。
加藤さんと永島さんの笑顔が物語る第二の人生は
定年間際の判断では遅すぎる。
私のドタ勘では55才までには決めていないと間に合わない。
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（2013年に2人で出演した時の写真）
じゃ今日は加藤さんの「ハノイロックス特集」の予告もかねて
「白夜のトラジディ」（1981年）
アルバムは「白夜のバイオレンス」
