今回の船、「MSCデヴィーナ」は14万トン。
全長333m。
昨年の「ノルウェイジャン・エピック」は
15.5万トンだったので大きさはちょい小さい。
どちらにしても飛鳥Ⅱやタイタニックの約3倍の
とにかく本当に迷子になるほどでかいことは同じ。
その「デヴィーナ」と「エピック」を比べると
デヴィーナは昨年5月就航の新しい船なので綺麗。
キャビン(客室)とバルコニーがエピックよりも広く、
シャワールーム&トイレも広い。
日本のプラグそのまま110Vのコンセントが
2つあってこれが最高に良い
対するエピックはデヴィーナより料理の種類が多く味がいい。
レストラン数も5倍以上あるし(和食もある)。
エンタテインメントのショーもバリエーションに富む。
何よりもすべてにおいてカジュアルなのがいい。
デヴィーナにはあるフォーマルナイトなんて、ない。
日本からの料金は似たようなものだから、まあいい勝負だ。
ポイントは<添乗員と同行ツアー客>なので
うまくいい人たちに当たるかどうか、かもしれない。
今回はイタリアの小学校がもう夏休みになっていて
ちょうど今が日本のお盆みたいなシーズンらしく
とにかく子供連れのイタリア人家族が多い。
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さてさて、クルーズ2日目はこれも旅番組では有名な
「アルベロベッロ」
でもまぁ、「ハイ、見てきました」って感じかな。
それより、ここに行くために寄港した南イタリアの「バーリ」
ここからアルベロベッロに行く間に、
ずっとバスから見えていた「オリーブの木」
見渡す限りオリーブの木!!
線路際にも会社の前にも家の庭にも、
オーバーに言うならオリーブの街。
何万本どころじゃなさそうだ。
雑木林というものが一切ないので
全部人間が植えたものと考えられる。
ワイン用のブドウ畑もあるけどスケールが全然違う。
オリーブ完勝。
老木なんて太くて曲がっててほぼ妖怪。
(車窓からの写真じゃよくわからないけど)
とにかくオリーブの木の方が
円錐屋根なんかよりずっとすごかったのであります。
屋根だけ見たら登呂遺跡だ。
アルベロベッロ。