映画「レヴェナント」

映画「レヴェナント～蘇えりし者」

アカデミーの3部門を取ったというからとりあえず観ておこうと。

主演男優賞だけが初で

監督賞は去年の「バードマン」と同じ人。

撮影賞は3年連続の人。

作品賞の「スポットライト」がまずまずで、

前評判の「ルーム」は（こりゃまいったな）だったから

どっちに振れるだろうと思ったら、「ルーム」に近かった。

＜復讐＆サバイバル＞みたいな実話に基づくらしい。

基本的に雪の荒野、吹雪。

グリズリーと戦って瀕死の重傷を負いながらも勝つ。

川に落ち滝壺に巻き込まれたって木に捕まって助かる。
歩けず這いつくばって進んで生肉を食う。

崖下に転落したらとんでもない方法で生き延びる。

そんなディカプリオはスーパーマン。

隣の客は映画の4分の1は下を向いてた。

私もその人の半分目をつぶって音だけ聞いてた。

99.9%がロケだろう、セリフはほとんどない。

長い、2時間40分が3時間以上に感じるほど長い。

高評価らしき自然光の映像はアカデミー取るくらいだから

確かに素晴らしいかもしれないが

その素晴らしさというのは例えれば写真コンテストの富士山、
カレンダーに使われる風景写真みたいだ。
話題の一つの音楽、、ＳＥのようなあれはうるさい。

所詮私はラブコメ人間なんだな。
でもそんな私が観た今年の作品賞ノミネートの中では
「ブリッジ・オブ・スパイ」が断トツで
「マッドマックス」「スポットライト」、離れて「マネーショート」
さらに離れてこの「レヴェナント」「ルーム」の順だった。

結局「オデッセイ」を観られずにＤＶＤまわしにしたのと
「ブルックリン」はまだ公開前なので入ってない。