ボーイズ・グループの元祖とも言うべきN.K.O.T.B.の新譜が出る。
(あのニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックの新譜?)と思ったら
数年前に再結成されていた。
あさって7月3日発売。
あさって7月3日発売。
「10」
ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック
大昔ならジャクソン5かオズモンズか、
でもニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックは80年代末、
でもニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックは80年代末、
それらより遥かに世界中で売れていた。
今回の新譜の宣伝文句
「彼らがいなければワン・ダイレクションも存在しなかった」
も、あながちオーバーではない。
も、あながちオーバーではない。
1988年、まったくそれまでノーマークだったこの新人が
アメリカで突然当たり始めて、
あれよあれよと言う間にスーパー・グループになってしまい、
CBSソニーは慌てて日本盤を発売した。
記憶は正確ではないが、日本でのデビューアルバムとなった
彼ら2枚目の「NEW KIDS、ストリート・タフ宣言」の発売は
ただ、やるとなったらやるで、これも記憶は滲むのだが
発売直後のクリスマスだったか大晦日だったか正月だったか、
ハワイの熱狂ライブの様子が何紙かのスポーツ新聞に掲載され
そこから89年の大キャンペーンが始まった。
担当の児玉さんの頑張りもあり日本でも結構人気が出て
良く売れた。
良く売れた。
一方80年代半ばからどうも洋楽が面白くなくなってきてた私は
この88年からのニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック仕掛け時は
既に自分の異動希望を担当役員に伝えていた。
そして1990年、洋楽企画制作部から去ることになる。
だから懐かしいというより
そういう個人的な洋楽時代の終焉時期にあたるため
どちらかというとこのアルバムはレクイエムのように重苦しい。
あまり見たくない昔の写真アルバムのようなものだ。
来日ライブに行ったのか、メンバーに会ったのか、
それすら覚えていない。忘れたいのかもしれない。
それすら覚えていない。忘れたいのかもしれない。
時は流れて1997年秋。
出張したニューヨークで「ブギーナイツ」という映画を観た。
ドニーの弟でニューキッズの前身グループにいたことのある
マーク・ウォルバーグが出ていると、それだけの理由で行ったら
内容はポルノ映画業界の裏側のストーリーで
ラストのカットにひっくり返った記憶だけは今も鮮烈だ。
曲は「NEW KIDS、ストリート・タフ宣言(Hangin' Tough)」
全米NO1に見合う邦題とも思えないんだけど
アルバムタイトル曲だし、何より他人のことは言えない私だ。
アルバムタイトル曲だし、何より他人のことは言えない私だ。
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