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Channel: レッツゴー!元日本洋楽研究会
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高橋明子さん登場

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帰国後即「パイレーツロック」収録現場


探し続け追い続け色々な方に連絡先など尋ねても
なかなか辿りつけなかった業界のレジェンド、
元RCAレコードの高橋明子さん
遂に「パイレーツロック」登場となれば当然のこと。


レコード業界に限らず音楽業界での私の大先輩であり
業界ではほぼ初であった女性ディレクター
通称「明子さん」の番組は1月31日オンエア。

RCAでの有名な担当はデヴィッド・ボウイ。
他にルー・リード、ハリー・ニルソン、
ブルース・ジョンストン、ザ・キンクスなどなど
番組でもこのあたりを中心にした
アーティストとのエピソードを紹介してくれる。

福田一郎さんを偲ぶ会の会場で何十年ぶりかでお見かけし
この機会を逃しちゃイカンとお願いしたものだ。
快く承諾して頂いてこの収録を迎えた。

明子さんの素晴らしいところは
レコード会社の仕事に留まらない点にある。

女性なので年齢は伏すが、慶応義塾大学卒業後
まだ築地にあった時代のビクターに入社、
音楽出版を経て1970年に洋楽ディレクターに。

退社してからは英語の翻訳の仕事などをしながら
ヨーロッパの古美術に傾倒し
早稲田の大学院に通って芸術学の修士号を取得。
フランスやスペインなどに渡り
現在は美術系の専門学校で教鞭をとっている。
フランス語の翻訳もやっていて
今年ミシェル・ルグランの自伝を翻訳した。

「ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ」


しかしデヴィッド・ボウイの明子さんが
ミシェル・ルグランというのが、らしいなあと思う。
フランス語の翻訳っていうのも大した女性だ。
「at武道館をつくった男」のアルテス出版から発売中。
これは大至急で購入せねば。

今回番組では選曲されなかったけれど
本の発売記念に雨が降りそうな今日はこの曲を聴こう

「シェルブールの雨傘」ミシェル・ルグラン(1964年)





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